照りつける太陽に
土の香り
走っても続く緑色
『キュウリ足りないから採ってきて』
『雨が降るからミニトマト収穫しよう』
『今日は草取りね!』
そんな会話が日常だった幼少期。
ただ焼いて食べた時に独特な香りと
苦味や甘味、土の香りがフワッとして
それが大好きだった。
カフェをオープンして間もなく
お客様が定期的に本当に美味しい
無農薬野菜を持ってきて
そのまま食べた時、どこか懐かしくて
食感や香りに頭を打たれたようだった。
これ、この野菜をずっと食べていきたい。
家族に食べさせたい。
お客さんに食べて欲しい。
みんなに食べて欲しい。
丸ごと食べられて
本当に美味しいを感じて欲しい。
皆様の日常が
ちょっと豊かに感じられますように。
野菜料理家 Chiaki